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五街道のひとつ甲州街道の宿場町として栄えた台ヶ原宿は、今なお古い佇まいが残っています(日本の道百選)。七賢の母屋は江戸時代の建造で、明治天皇が巡幸の際、行在所として使用(県の指定文化財)されたものです。
山梨銘醸: http://www.sake-shichiken.co.jp/
酒造りの真っ最中の七賢の酒蔵を見学。参加者を2班に分けて、酒蔵の仕込みと行在所を見学。湧き水が飲めたり、利き酒ができたりと日本酒ファンにはたまらない。
併設の臺眠レストランで、蔵元ならではの昼食と利き酒を楽しみました。美味しい水で造られたご飯、酒粕の鮭、酒の肴セット、そして日本酒があり、充実したランチでした。売店では、一升瓶を2本買っている外国人、4合瓶をたくさん買う人もいました。
酒蔵ツーリズムでは、地域の文化と触れ合えることが特徴のひとつです。特に神社は、お酒との関係が深く、お神酒(みき)は清らかなもの、神様の領域に近づけるものとされています。その代表例が諏訪大社です。国内にある最も古い神社の一つとして知られ、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社です。全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社として有名で、家庭運・結婚運をもたらす御利益があると言われる下社秋宮を参拝しました。
甲州街道沿いの500mの間に5軒の酒蔵(舞姫、麗人、本金、横笛、真澄)が立ち並ぶ、全国的にも珍しいエリア。同じ霧ヶ峰の伏流水を仕込み水に使いながら、それぞれ特徴のある酒を醸しています。ごくらくセットで五蔵めぐり。各蔵元で数種類の利き酒が可能です。
諏訪五蔵:http://nomiaruki.com/
酒蔵ツーリズムでは、地域と地域を行きかい、時には隠れた名所を発見することがあります。
最後の訪問地は、アニメ映画「君の名は。」の中で登場した立石公園。日本酒を飲んで心地よくなった後、夕日をバックに高台から諏訪湖を眺める景色はツアーの最終地を締めくくるには最高の場所でした。